三菱地所パークス株式会社

MENU
2025.06.24 メルマガ

ちょっとミライの駐車場⑥
利用者の利便性を高める駐車場リニューアル

施設に比べ、駐車場のリニューアルは後回しにされがちです。しかし、駐車場が古くなり利便性が低くなると、施設の売上などにも影響する恐れがあります。
では、駐車場リニューアルにはどのような方法があるのでしょうか。
今回は、ちょっとミライの駐車場シリーズの第6回として、駐車場のリニューアルを検討すべきタイミングや、リニューアル事例などについて説明します。

INDEX

お問い合わせはこちら

駐車場をリニューアルするタイミングとは

駐車場のリニューアルを検討すべき時期は対象によりさまざまです。例えば、ゲートなどの機械は10年を目安に交換が必要です。また、機械式駐車場の場合は15年を超えたあたりから部品交換などが必要になります。駐車場の表示のサインなども20~30年程度で老朽化してくるため、リニューアルが必要になるでしょう。

そのほか、渋滞が発生しやすい場合やゲート付近での事故が多発している駐車場などは、老朽化を待たずにリニューアルが必要になるケースもあります。

三菱地所パークスによるリニューアル事例

三菱地所パークスでは、駐車場が抱える課題に合わせ、安全性や利便性を高めるリニューアル案をご提案しています。これまで当社が実施してきた駐車場リニューアルの事例をいくつか紹介しましょう。

・駐車場案内サインの交換
左:Before 右:After
駐車場の入り口や出口を示すサインを分かりやすいものに交換すると、入出庫がスムーズに行えます。また、車種ごとの空き情報を示すサインを設置するとより利用者の利便性を高められます。
・駐車場内の動線の改善
左:Before 右:After
駐車場内の動線がはっきりしない場合、入出庫に迷い、渋滞を招く恐れがあります。また、進行方向を一筆書きの車回りに規制することで駐車場内の流れをスムーズにし、事故の発生リスクも抑えられます。
・空きスペースの案内
混雑しやすい駐車場では、空きスペースを探すために時間がかかるケースが少なくありません。フロアごとの空き情報を示すサインの設置や車室ごとの空き情報の表示によってスムーズな駐車を実現します。
・駐車場の収益向上につながる運用改善
平日や夜間などの空車になりやすい時間は時限定期(パスカード)として貸し出したり、空車になりやすい高層階にはお得な料金設定をするリニューアルを施したりすると、駐車場の収益を高めることができます。
・EV充電器の設置
電気自動車の普及に伴い、駐車中に充電ができるEV充電器を設置するリニューアルも増えています。これによりEV所有者の施設利用促進につながります。

駐車場リニューアルのご相談は三菱地所パークスへ

車で施設を訪れる人にとって、駐車場は施設より先に利用する「玄関口」にあたるものです。そのため、駐車場の入り口が分かりにくかったり、空きスペースを見つけにくかったり、車をスムーズに駐車できなければ、施設自体に悪い印象を与えるおそれがあります。

駐車場の利便性が利用者に与えるインパクトは大きく、リニューアルの際は現在の課題を明確に捉えたうえで、利用者の満足度を向上させる戦略の立案が必要です。

三菱地所パークスでは、これまでの駐車場運営の豊富な実績を活かし、お客様のニーズに応じたリニューアル案を提案します。駐車場リニューアルをご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。